AV女優復帰のヤク中・小向美奈子が語った「収監中の心境」「有名人への薬物報道」

小向美奈子

覚醒剤取締法違反の罪で実刑判決を受け、今夏出所した小向美奈子(31)がストリッパーとして復帰し、約2年ぶりに横浜ロック座(横浜市)で舞台に立っている。

ダイナマイトボディー健在の小向が、本紙の独占インタビューに応じて、収監中の心境や復帰への思いを包み隠さず赤裸々に答えた。さまざまな経験をした今、率直に語られる言葉とは――。

2015年2月に覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され、同年4月に懲役1年6月の実刑判決を受けた小向は、今年7月まで栃木刑務所に服役した。所内での生活をこう回想する。

「私は、昔から甘いものや肉、魚などがあまり得意ではなかったし、お酒を飲むときもそんなに食べなかった。ただ逆に飲めないとなると、食べるしかないわけですよね。ご飯も大きな丼に盛られていたし、甘いものもよく食べた。就寝時間も早いので体重は増えてしまいました」

ミシンで縫製の作業をしながら、宮本武蔵の「五輪書」やトルストイなど古典も読んだという。当時の精神状態はどのようなものだったのか。

「普段は、街でも『小向だ』って指をさされたりするけど、中だと危険な目に遭うことは全くない。決して安心してはいけない場所だったけど、そういう意味ではラクだなとは思っていました」

ただ、収監中は、出所後の生活をイメージできなかったという。

「何かをしなきゃいけないとは思ったけど、いろいろな人に迷惑をかけてしまった自分が具体的に『これをしたい』と望んではいけないな、とも考えていました」

それでも、出所後にチャンスを得た。11月には復帰作となるアダルト作品を発売。さらに今月30日までは、横浜ロック座でストリッパーとして2年ぶりの舞台に立っている。

「今思うのは、人って本当に大事だなということです。お世話になっていた人には出てきてからも声をかけていただいたし、自分は恵まれていると感じます。支えてくれた人を裏切るようなことはもう二度としません」

迷惑をかけてしまった人たちが手を差し伸べてくれる状況に感謝しきりの小向には現在、一つの目標があるという。

「お酒が大好きなので、いつか仲の良い人たちが集まって、みんなで楽しく飲めるような飲食店をやってみたいですね。ただそれはあくまで夢であって、今はやるべきことを一つひとつ、しっかりやるのが大事だと思っています」

小向は09年1月にも覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、同年2月に懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けた。昔も今も、薬物で逮捕される芸能人は後を絶たない。ただ、そのたびに過熱する報道を見るにつけ小向は違和感を抱くという。

「前提として、有名人だからとか関係なく、絶対にやってはいけないことをやったんだから仕方ないとは思います。一方で、単におもしろがって大騒ぎするのはどうかなと。そこまで叩いたら、人によっては更生だってできなくなるのではないでしょうか」

世間に大騒ぎされつつも「人に恵まれて」復帰の道をたぐり寄せた人間として、切実に思うところがあるようだ。そんな小向は、グラドル時代からの芸能人生をこう振り返った。

「14歳でデビューしてから、ここまではいろいろなことがあったので、さすがに長かった。ただ、それでも25歳を過ぎてからはあっという間。作られた小向美奈子ではなく、本来の自分として生きていけるようになったので、人生が明るくなったなと思います」

人生経験を重ねた“ネオ小向”はリスタートを切ったばかりだ。

関連記事

コメントを残す

お問い合わせ | 運営者について