「娘がバイト先でオッパイ触らせ…」新JKビジネスは〝無垢〟女子高生のカウンセリング、裏オプションでスッキリ大満足

JKビジネス

無垢(むく)な女子高生が、客の悩み相談に個室で応じる-。

こんな「JK(女子高生)ビジネス」を展開していた男が9月、大阪府警に逮捕された。制服姿の少女と客が「カウンセリング」「アンチエイジング(抗老化)」名目で会話を楽しむというコンセプトだったが、実態は、追加料金を支払うと性的サービスを受けることができる「違法風俗店」だった。女子高生に接客させるJKビジネスは近年、都市圏を中心に広がりをみせている。しかし、法令違反はもちろん、倫理的に問題がある業態も多く、性的暴力などのトラブルに巻き込まれる恐れもつきまとう。関係者は女子高生に「安易な誘いに乗らず、自分を大事にして」と警鐘を鳴らしている。

性的サービスの裏オプション

9月7日午後、JR新大阪駅にほど近い大阪市東淀川区のマンション。丈の短いスカートをはいた制服姿の少女たちが、大阪府警少年課の捜査員に付き添われて、続々と姿を現した。

府警はこの日、このマンションで営業していたJKビジネス店「学生カウンセラーによるアンチエイジング新大阪女子高校」を家宅捜索。児童福祉法違反容疑で、同店を経営していた川井明人容疑者(57)を逮捕するとともに、働いていた大阪府や兵庫県、滋賀県などに住む16~19歳の少女ら7人を「保護」した。

同店は、マンション内の10部屋を借りて営業していた。府警によると、客はまず、マンションの一室にある受付でカウンセリング料(30分6千円、50分9千円)を支払い、マジックミラー越しに好みの少女を選択。指名料(千円)を支払って2人で個室に入り、カウンセリングを受ける-というシステムだった。

店のホームページでは「性風俗店ではない」と強調し、「女子高生のピュアな視点でカウンセリングしますので、今まで気づかなかった自分が見えてくるかもしれません」「普段人に言えないような悩みでも気兼ねなくお話しできます」などと宣伝していた。

個室内にはソファやいすが置かれ、普通の賃貸マンションの部屋のような雰囲気。だが、10代の少女との会話で気持ちをなごませ、心を若返らせることだけが目的ではなかった。実際は、別料金を支払うと少女から性的サービスが受けられる「裏オプション」が存在していたのだ。

川井容疑者の逮捕容疑は、カウンセラーとして雇い入れた兵庫県内の高校2年の女子生徒(17)を6月初旬、当時30代の男性客に引き合わせ、店内の個室で性的サービスをさせたという内容。

当然、カウンセリングをうたう店だけに、法令に基づき風俗店として届け出ているわけではなかった。府警は風営法違反(禁止区域営業)容疑でも川井容疑者を逮捕。共犯として、店の従業員だった川井容疑者の妻(52)も逮捕した。

調べに対し、川井容疑者は「全然違います」と一貫して容疑を否認。妻も「違法だと思っていなかった」と否認しているという。

「事実上黙認」違法性認識か

違法行為が発覚したのは今年3月、この店で働いていた少女の保護者が、「娘がバイト先で胸を触られたり、キスさせたりされている」と警察に相談したのがきっかけだった。

府警によると、働いていた少女らは、メイド喫茶やコスプレ店などのいわゆる「萌(も)え系」の店の情報を掲載しているインターネットのサイトや、口コミを通じて集まってきていた。少なくとも1年以上前から営業しており、常時10~20人の少女が勤務していたとみられる。

アルバイトを希望する少女らの面接は、川井容疑者が担当していた。「『違法なこと(性的サービスなど)をしたらクビにする』と伝えていた」と主張しているが、保護された少女の1人は「ほとんどが裏オプ(裏オプション)目当ての客だった」と供述している。「(川井容疑者が)事実上黙認しており、違法性を認識していた」(捜査関係者)とみられる。

裏オプ料金は少女の取り分

裏オプのサービス内容や料金は、客と少女との交渉次第。安くて数千円、高い場合は万単位だったとみられ、今回の逮捕容疑となった客は、2万円を支払っていた。裏オプの料金分は丸々少女の取り分となり、捜査関係者によると、中には1日で5万円ほどを稼ぐ少女もいたという。

一方、正規のカウンセリング料金と、カウンセリングの延長料金(20分ごとに3千円)は、店と少女の折半だった。捜査幹部は「裏オプをすれば延長する可能性が高く、少女と店の両方が潤う仕組みになっていた」と指摘する。

こうして稼いだアルバイト代を、少女たちは何に使っていたのか。

保護された少女らに捜査員が尋ねたところ、小遣いや遊興費、ライブのチケット代などと答えたという。「コンビニの時給より高い」と話す少女もおり、普通のバイトには戻れなかったようだ。

JKビジネス店の中には、女子高生ではない少女や成人女性が勤務する店もあるが、この店は「本物のJKがいる」と人気だったようだ。

捜査幹部は「JKビジネスで『カウンセリング』と称するのは珍しく、新手の商法だ」と話す。

JKビジネスさまざまな業態…規制の動きも

東京・秋葉原が発祥とされるJKビジネスは、5~6年前から大都市圏で急速に広まった。個室で制服姿の少女がマッサージをするなどの「JKリフレ」、店外デートをする「JKお散歩」、制服姿や水着姿をカメラに収める「JK撮影会」など、さまざまな業態が生まれている。

店側は表向き、性的サービスなどを提供していないとしているが、密室や屋外などの目の届かない場所で売春交渉が行われる可能性もあり、少女たちにとっては強姦などの性暴力に巻き込まれるリスクも高い。

ある府警幹部は「今後も違法なJKビジネス店は摘発していくが、(違法行為は)強制ではなく、少女たちがお金欲しさにやっている面もある」と、少女側が違法性を認識しながら積極的に関わっている側面もあると打ち明ける。

こうした状況を受けて、JKビジネスそのものを規制しようという動きが出ている。

愛知県では、平成27年7月に改正県青少年保護育成条例を施行。JKビジネスで18歳未満の少女を働かせたり勧誘したりする行為を禁止し、違反した場合は懲役または罰金などを科す罰則を定めた。

さらに同10月には、NPO法人など11団体がJKビジネスの規制強化を求める要望書を厚生労働省に提出した。JKビジネスで違法行為が繰り返される限り、今後も規制に向けた動きは続いていくとみられる。

【引用元:産経ニュース】

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