【宇都宮公園爆発事件】元自衛官・栗原敏勝容疑者「離婚調停で自宅が競売に」県関係機関に窮状訴える…現場検証でビー玉や金属片見つかる

栗原敏勝

宇都宮市の宇都宮城址公園で爆発が相次ぎ、巻き込まれた男性3人が重軽傷を負った事件で、焼死した元自衛官、栗原敏勝容疑者(72)が今年5月、栃木県の関係機関に窮状を訴えようとしていたことが24日、関係者への取材で分かった。

娘の病気の治療方針をめぐって妻と不仲になり、離婚調停の結果、自宅が競売にかけられることになったため悩んでいたという。県警は自殺に至った経緯を調べる。

県警は24日午前、殺人未遂容疑で、公園と栗原容疑者の自宅を現場検証した。

公園の現場からはビー玉やひもでくくり付けられた筒2本が見つかったほか、爆発物のものとみられる金属片が半径数十メートルにわたり散らばっており、県警は威力の強い手製の爆発物を使って自殺を図った可能性があるとみている。

関係者によると、栗原容疑者は平成25年ごろから、県精神保健福祉会の相談員として活動。

以前から、娘の治療方針をめぐって妻と対立していると周囲に打ち明け、「妻からDV(ドメスティック・バイオレンス)で訴えられ、妻と三女はDVシェルターに駆け込んだ。退職金2千万円を妻が宗教につぎこんでしまった」と訴えていたという。

離婚調停の結果、自宅が競売にかけられることになり、栗原容疑者は今年5月ごろ、こうした悩みを県の関係施設に訴えようとしたという。関係者は「気落ちした様子だった」と話した。

栗原容疑者は約1カ月後、相談員として不適切な行動があったとして問題視され、退会したという。

栗原容疑者の遺体から見つかった遺書には、家庭内の問題に関する悩みのほか「命を絶って償います」などと書かれていた。

【引用元:産経ニュース】

■爆死した72歳元自衛官のゆがんだ動機

お祭り会場が一瞬にして地獄絵図と化した。
栃木県宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園とその付近などで23日午前、立て続けに3件の爆発・火災が起き、元自衛官の栗原敏勝容疑者(72)がバラバラの焼死体で発見された。ほかに3人が重軽傷を負った。

爆弾テロを思わせる惨状に現場は騒然。遺体で見つかった栗原容疑者の靴下には「命を絶って償います」と書かれた遺書が挟まれており、実行犯と見られる。

動機は不明だが、栗原容疑者のツイッターやブログには事件の予兆とも言える“犯行予告”が記されていた――。

「爆弾テロかと思った」

誰もがそう思うほどのごう音だった。

23日午前11時40分ごろ、宇都宮城址公園のベンチで爆発音がし「人が燃えている」と119番通報があった。

県警によると、近くでバラバラになった男性の焼死体を発見。
身元確認の結果、同市内に住む元自衛官・栗原敏勝容疑者(72)であることが分かった。

このほか通行人など3人が胸部挫創や左鼓膜破裂などの重軽傷を負った。

宇都宮城址公園は東武宇都宮駅から南東約500メートルに位置し、この日は公園内で「宇都宮城址まつり」が開かれていた。

この爆発の前、午前11時30分ごろ、近くのコインパーキングで車両火災が発生。

車の持ち主は栗原容疑者で、他の車両にも延焼したが、ケガ人はなかった。
ここでも爆発音が聞こえたという。

同11時15分ごろには公園の約8キロ南西にある栗原容疑者の自宅が全焼する火事も。

3件の事象すべてに栗原容疑者が関わり、遺体の靴下からは「命を絶って償います」などと書かれた遺書が発見されたことから、県警は栗原容疑者が自殺を図り、爆発により市民が巻き添えになったとみて、殺人未遂容疑で捜査を進めている。

動機の一端は栗原容疑者のツイッターやブログから垣間見える。
栗原容疑者の主張によると、1999年4月に自衛官を定年退職後に娘が精神疾患者となり、それがもとで家庭が崩壊。包丁を持った娘に襲われることもあったという。

栗原容疑者は娘を4回措置入院させたが、事態は好転せず。
妻からは離婚裁判を起こされ、老後の資金1500万円を没収され、自宅も競売にかけられたという。

妻子は謎の新興宗教にハマり、マインドコントロールされていたと栗原容疑者は主張していたという。

栗原容疑者はこうした状況を市や家裁に訴えたものの相手にされず、絶望。ブログには行政や家裁の判断を批判する記載が目立つ。

10月6日のブログでは「自暴自棄になった」と吐露し、9日には「ネット炎上を期待しているのですが、訪問者さえ少なく、色々と工夫しております。大げさにしなければ成りません」と今回の犯行を予告するような文章もあった。

栗原容疑者は動画投稿サイトのユーチューブにも家庭トラブルについて動画をアップしており、今年7月に神奈川県相模原市の障害者施設で起きた大量殺傷事件について「適切に対応していれば防げた」と関心を示していた。

現時点で栗原容疑者の言い分が真実かどうかは不明だが、自らの境遇に絶望し、世間の関心を集めるために犯行を計画した可能性が高い。

元刑事で犯罪心理学者の北芝健氏は「72歳ではあるが、SNSを駆使している。今はネット上で簡単に爆弾の作り方が分かる時代。

元自衛官ならば、現役時代に警察関係の知り合いに爆弾の製造方法を教わっていた可能性もある」と推察。

一部では栗原容疑者が“爆死”する直前、付近の路上で子供たちに腰につけた爆弾らしきモノを見せ「ここで爆破してやろうか?」と話しかけていたという情報もある。

自殺に爆弾を用いた点について北芝氏は「こう言っては何だが、栗原容疑者世代にとって爆弾は身近なもの。

1974~75年に起きた連続企業爆破事件の時なんか、現役バリバリの自衛官だったんじゃないかな。

何か“大義”を果たす時に使うのは爆弾が相場。栗原容疑者世代は余計そう考えるはず」と話す。

いびつな被害妄想が凶行に走らせたのか――。

【引用元:東スポWeb】

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