暴走族・ブラックエンペラーの元幹部・金崎浩之 「なりヤン狩り」に喝

暴走族・ブラックエンペラーの元幹部・金崎浩之 「なりヤン狩り」に喝

“なりヤン狩り”と称し、都立高1年の男子生徒(16)を全裸で川に飛び込ませた悪ガキたちが捕まった。

20日までに強要容疑で警視庁に逮捕されたのは、台東区立中学3年の少年(15)と文京区の無職少年(16)の2人。

不良ぶっているヤンキーをなりきりヤンキー、略して「なりヤン」と呼び、襲っていたという。

少年らは今年8月7日夜、荒川区の隅田川河川敷に男子生徒を呼び出し、4時間にわたって殴る蹴るの暴行を加え、全裸にさせて川に飛び込ませた疑い。

「現場には、ほかにも少年少女4人がいて、そのうちの1人が男子生徒と知り合いでした。

『アイツ調子こいている』と仲間に打ち明け、『とりあえず、ぶっ飛ばしてやろう』となったそうです。

暴行の一部始終はスマホの動画に収められ、仲間内で拡散されていました」(捜査事情通)

■“なりヤン狩り”する連中こそ“なりヤン”

少年らは10、11月にも別の少年の“なりヤン狩り”を行い、逮捕されていた。

「何でもいいから暴れたかった」と供述しているというが、「こういう連中こそ“なりヤン”ですよ」と話すのは、「元ヤン弁護士」として活躍する金崎浩之氏だ。

金崎氏は、俳優の宇梶剛士も所属していた伝説の暴走族「ブラックエンペラー」の元幹部で、6回の挑戦の末、司法試験に合格し、弁護士に転身。

現在は弁護士法人「ALG&Associates」(新宿区)の代表に就いている。

「僕らの時代にも『モグリ』と呼ばれるファッションヤンキーはいましたが、本物のヤンキーは相手にしていませんでしたね。

当時のヤンキーには“美学”がありました。ケンカは原則、タイマンで、『負けを認めた相手は殴らない』という暗黙のルールがあった。なので、大事件になることはありませんでした」

警察庁によると、少年の犯罪件数は減りつつある一方で、殺人といった凶悪犯罪は増えているという。

「最近のヤンキーには『勝てれば何をしてもいい』という風潮が蔓延している気がします。

そういう傾向が出始めたのは、関東連合などの“半グレ集団”が現れたあたりです。

以前は、暴走族は18歳を過ぎたら卒業する、というのが常識でした。ですが、今では20、30歳を越えてもダラダラと続けている。

非合法な手段でお金を稼いだり、勝つことだけを考える“ハンパ”ものが増えたため、下の世代にも伝わってしまったのではないでしょうか」(金崎浩之氏)

なりヤン狩りとかいっても、しょせん弱い者イジメだ。

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