横浜市・大口病院の点滴連続中毒事件の犯人なぜ捕まらない共犯者いる?ずさん管理で捜査難航

大口病院

終末期医療などを専門とする横浜市の「大口病院」で発生した点滴連続中毒事件。

界面活性剤を点滴袋に注射器で混入させている手口から、医療に詳しい人物の関与が疑われ、内部犯行説が強まっている。

仮に内部犯なら医師、看護師、患者らに限られることから、容疑者の絞り込みは難しくはないように思われるが、病院の杜撰(ずさん)な管理体制が捜査を難航させているという。

1人で起こせる犯行なのか。共犯者がいるのでは-。さまざまな情報が飛び交っている。

大口病院の4階に入院していた八巻信雄さん(88)が点滴を受けた後に亡くなり、神奈川県警が殺人事件として捜査を開始してから1週間。

その間、八巻さんと同部屋だった西川惣蔵さん(88)も中毒死していたことが判明、連続殺人に発展した。

病院では7月以降、9月20日まで、八巻さんらを含め48人が死亡。全員が4階に入院していた。

他に犠牲者がいる可能性があり、無差別大量殺人の様相すら呈している。

県警は、病院が廃棄した複数の注射器を押収。
点滴に混入した界面活性剤は、界面活性剤を成分に含む「ヂアミトール」という消毒液だったとみて分析を急いでいる。

内部犯行が疑われ、逮捕は時間の問題とされながら、犯人が捕まらないのはなぜか。

実のところ、病院の杜撰な管理体制がハードルになっているという。物証は司法解剖の結果と投与された点滴だけ。

4階のナースステーションは施錠されておらず、病棟に防犯カメラはない。

点滴袋は薬剤師や看護師ら複数の人が扱い、袋の表面から指紋が検出されても容疑者特定は難しい。
ヂアミトールも、誰でも触れられる場所に保管されていた。

それでも、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は、「状況証拠は集まっており、犯人の絞り込みは相当進んでいるものと考えられる。

恐らく警察は現段階でも逮捕に踏み切ることはできるが、決定的な物的証拠はつかんでいないのだろう。

起訴して有罪にできるような材料固めをしている段階だと考えられる」と指摘。

「2カ月半ぐらいの間に48人が亡くなっている。その中に被害者が多数いる可能性がある。

被害の全容把握のためには一定の時間が必要であり、その点も逮捕に慎重になっている理由の1つだ」とみる。

単独犯説が濃厚だが、約2カ月で50人近くが死亡していることから、関係者の間では、1人でできる犯行なのか、共犯者がいるのでは-などの憶測も呼んでいる。殺人鬼はどこにいる?

【引用元:zakzak】

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