元社員が語る……『シン・ゴジラ』庵野秀明が起こした“古巣”ガイナックス1億円訴訟の裏側

元社員が語る……『シン・ゴジラ』庵野秀明が起こした“古巣”ガイナックス1億円訴訟の裏側

映画『シン・ゴジラ』を手がけた庵野秀明氏が社長を務める制作会社カラーが、古巣のガイナックスに対して約1億円の支払いを求める訴訟を起こしたことに“自作自演の節税対策ではないか”という驚きの見方が浮上している。

「庵野さんはシン・ゴジラでかなりの利益を上げていますから、まさに節税したいタイミングですよねえ」

こう話すのは、なんとガイナックスの元社員だ。

同社はアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で一世を風靡したが、その収入に応じた配分金を支払う契約になっていたカラーへの支払いが滞り、訴訟を起こされた。

しかし、これを元社員は単なる未払いの請求とは見ていないというのだ。

「カラー側が法的に1億円を請求しても、ガイナックスが急に支払いができるわけではないでしょう。

でも裁判を起こせば、ガイナックスに返済能力がなく払えないという法的な事実が確定し、債権回収不能の扱いにはできます。そうなるとカラーは税務署に対して、その分を損金として申告できるはず。

一般的に民事では裁判所が和解勧告をするのが通例で、たとえば和解案で借金を減額するとかして、もし1億円ではなく3,000万円のみの支払いで決着すれば、カラーは残り7,000万を損金として申告できるわけです」

あくまで憶測でしかないが、そんな話が浮上するのも、庵野監督がもともと10年前までガイナックスの取締役だったからだ。

現ガイナックスの主要メンバーとは学生時代からの付き合いで、いわば“身内”のような関係だった。

元社員によると、ガイナックスの経営状態は、その庵野監督が退社したあたりから悪化したのだという。

「私がガイナックスを辞めたのは1年ほど前で、給料が未払いになったからです。上から『給料は出ない。でも仕事はある。無給でもやりたいと思う者だけ残れ』という指示が出て、私は残りませんでした。

その後の会社は、地方や海外にも手を伸ばしたようですが、大きな回復はなかったみたいですね。ただ、傾いた一因は庵野さんにもあるように思えます。

退社してカラーを立ち上げたとき、かなりの資金を会社から引っぱったというウワサを聞きましたから。

ガイナックスはエヴァの初期作こそ大ヒットしましたが、以降はそんなに大儲けできてない。

庵野さんにしてもシン・ゴジラがまさに20年ぶりのヒットといえます。

つまり、双方にそれだけの期間でエヴァの利益を食い潰してきたともいえるのでは」(同)

この元社員の話には「あくまで私の憶測」との前置きがついているので、それが事実かどうかはわからないのだが、表面上仲間同士の骨肉の争いが、実は節税のための演出だったとしたら驚きだ。

万が一そうであっても、国税局がそれを黙って見逃してしまうものなのかも甚だ疑問だが、ファンの間では「ガイナックスが持っている権利関係をカラーに譲渡する流れになるのでは」という説も飛び交う。

そうでなかったら、両社が金の切れ目は縁の切れ目となる完全な分裂であり、これまた残念な話ではある。

いずれにせよ、ファンにもこの裁判の行方は気になるところ。

ガイナックスは一部を業務整理し、企画プロデュースを中心とした企業として再生することを発表している。

【引用元:日刊サイゾー】

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