突然渡米した野沢直子の真実 / 今明かされるダウンタウン・ウッチャンナンチャンらの心意気にグッとくる

突然渡米した野沢直子の真実 / 今明かされるダウンタウン・ウッチャンナンチャンらの心意気にグッとくる

「ダウンタウン」、「ウッチャンナンチャン」といえば、お笑い界の重鎮といっても過言ではないだろう。

どちらも若い頃から高い人気を誇り、その2組が共演していた『夢で逢えたら』(フジテレビ系)は、深夜帯(土曜23:30~24:00)にもかかわらず、最高視聴率20パーセントをたたき出したと言われるモンスター番組だった。

人気絶頂のさなかに、出演者のひとり野沢直子さんが突然渡米することが決まり、番組は終了してしまった。

この番組に限らず野沢さんは他の仕事もすべてなげうって、アメリカに行ってしまったのだ。

その真相を2016年10月10日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で明かした。

そこには、彼女と、そして『夢で逢えたら』メンバーとの胸がアツくなる事実が隠されていた。

・人気絶頂でなぜ渡米?

野沢さんの渡米は当時の芸能界に大きな影響を与えた。
と言うのも、彼女の存在は唯一無二であり、今に至る女性芸人活躍の礎を築いたといっても良いほど、異彩を放っていた。

それが突然すべての仕事を休止し、アメリカへ。当時高校生だった私(佐藤)も、なぜ? という疑問を抱いた。

しかも彼女の渡米が、当時大好きだった『夢で逢えたら』の放送継続に関わることがわかったから、なおさらショックだった。

もっと続けて欲しいと思いつつ、番組は終了してしまった。後に彼女の渡米だけが、番組終了の理由ではないと知るのだが。

・武者修行だと思っていた

あの頃、野沢さんの渡米は武者修行のように伝えられていたと思う。近年で例えるなら、渡辺直美さんの渡米に近い形ではなかっただろうか。

いずれ帰ってくると思っていた。しかし、野沢さんは帰ってこないままアメリカに在住を続け、現在もサンフランシスコ在住のまま、日本に仕事にやってくる。彼女はコレを出稼ぎと称している。

・圧倒的な力量の差

なぜアメリカに行ったのか? その答えを『しくじり先生』のなかで告白していた。当時、あの番組は特別だった。

ダウンタウンとウッチャンナンチャン、西と東の若手実力派が共演するとあって、視聴者の期待もかなり高かったと思う。2組と野沢さん、そして清水ミチコさんはその期待に見事にこたえて、人気番組として成長していった。

しかし野沢さんはその人気の影で、自らの実力に悩んでいたそうだ。勢いだけで芸能界に飛び込み、修行らしいものもないままで一躍人気タレントになった彼女は、他の出演者との力量の差を感じていたらしい。

・アメリカへ逃げた

実際収録の際には、自分のネタでスタッフが1ミリも笑わなかったと回想している。それに比べて、他の出演者はスタッフを爆笑させていたそうだ。

次第に引け目を感じるようになり、自分のどこが面白いのかわからなくなり、『夢で逢えたら』だけでなく “お笑い” そのものに恐怖を抱くようになってしまったという。

このままではやって行けないと考えた彼女は誰に相談することもなく、すべての仕事をやめて渡米を決断したのである。

この時まで、挫折らしい挫折を知らなかった彼女は、アメリカへと逃げたのだ。

そのことを申し訳ないと思いながら、月日が流れた後に、『夢で逢えたら』の放送作家に、思いもよらぬことを聞かされた。

・実はみんなプレッシャーに感じていた

その放送作家によると、番組をプレッシャーに感じていたのは野沢さんだけではなかったそうだ。

6人の出演者のうち、4人はプレッシャーと戦っており、そのうちの1人は頭に10円ハゲが出来るほど思い悩んでいたそうだ。

長年思い煩っていたアメリカへの逃亡が、この告白によっていくぶん和らいだようである。自分だけが苦しんでいた訳ではなかったと。

しかし野沢さんはこうも明かしている。「自分の甘さに気づいた。楽して1番になる人なんかいない」、プレッシャーと戦いながら、ダウンタウンもウッチャンナンチャンも努力を続けて一流の芸人になったんだと、野沢さんは自らを省みて実感しているようだった。

・メンバーの選択

この話はここで終わらなかった。野沢さんはアメリカに渡った後に、コメディアンとして活動するつもりだったようだが、日本とアメリカの笑いの違いを切実に感じることになる。
一方、残った『夢で逢えたら』メンバーは、こんな選択をしていた。

「野沢がいつでも帰って来られるように、メンバーを補充せず、あいつの席を空けておこう」

後日談として聞かされたこの話に、野沢さんは号泣したという。

いまだにその温かい絆が結ばれているのなら、もう1度だけスペシャルで番組をやってくれないかな~。
放送開始から30年を迎える2018年あたりにでも。

【引用元:ロケットニュース24】

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