「スマスマ」最終回、SMAP生出演なしの裏側 木村拓哉の説得を拒否?

大みそかで解散するSMAPが全員そろう唯一のレギュラー番組として20年以上続いてきた「SMAP×SMAP」(フジテレビ)が26日、最終回の放送を迎えた。

番組のラストは今月1日に収録された、5人による最後の歌唱を披露。
メンバーが感極まりながら代表曲「世界に一つだけの花」を歌う様子が放送された。

今後、5人がそろうことはなく、この日をもってSMAPの活動は実質的に終了した。

国民的アイドルグループの功績と苦悩に迫る連載を27日付からスタートする。

5時間の番組のラストシーン。5人は濃紺のタキシード姿で歌い始めた。
2番に入ると、中居正広(44)は目を真っ赤にしながら必死に笑顔をつくり、草なぎ剛(42)は涙で声が上ずった。
歌唱後は1分以上、深々と頭を下げ、言葉もないまま白い幕が下りた。

その後の姿を追ったカメラは、中居がメンバーに背を向けて両手で何度も涙を拭う姿を映し出した。稲垣吾郎(43)も目を赤らめた。

香取慎吾(39)はじっと目を閉じ、草なぎは自身を落ち着かせるように下を向いた。
木村拓哉(44)は「ありがとうございました」と小さく口元を動かした。

歌唱前には「スマスマ20年、そしてグループ活動28年、みなさまの気持ちに深く感謝いたします。ありがとうございました。SMAP」のテロップが表示された。

この日はオフのメンバーも、仕事があったメンバーもいたが、それぞれが番組終了についてコメントを出すことはなかった。

大みそかのNHK紅白歌合戦は出演を辞退しており、今後、5人がそろうことはない。この歌唱シーンが、メンバー全員による最後の姿。
SMAPの活動も、実質的にはこれが最後となった。

96年4月にスタートした「スマスマ」。国民的スターへの道はこの番組とともに築き上げた。

今月19日に事務所側がNHK側に渡した文書には、5人の連名で「SMAP×SMAPを自分たちのラストステージにさせていただきたい」とつづられていた。

この番組が解散劇へと向かわせる一つの要因にもなった。
1月に解散騒動が起きた後も、8月の解散発表後も、5人がそろう唯一の場だった。
険悪な雰囲気が浮き彫りになり、ファンもメンバー自身も耐えられなくなった。

番組関係者によると、生出演しないことが決まったのは先月下旬。メンバー全員と関係者が極秘で協議。

木村拓哉が「けじめとして生出演するべきだ」と渋るメンバーを説得したが、「やる自信がない」「やりたくない」と受け入れられなかったという。

そんな5人が最後の最後で一致したのはフィナーレは「世界に一つだけの花」にするとの思いだった。

累積売り上げ300万枚を誇る今世紀最大のヒット曲。
02年発表のアルバムの一曲だったが、デモテープを聴いた時、5人は「これはアルバムに収まるだけの歌じゃない」と声をそろえた。

03年にシングル化すると、誰もが口ずさめる国民的ソングになった。メンバーは「一番大切な歌」と話していた。

ナンバーワンではなくオンリーワン–。自分たちの生き方にも重なる特別な歌を5人は最後にどんな思いで歌ったのか。

多くの奇跡を成し遂げた国民的グループは思いを語ることなく、あまりに静かに活動を終えた。

【引用元:スポニチ Sponichi Annex】

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