「回顧録」執筆中のASKAが内容「予告」「なぜお茶にすり替えたのか」

「なぜお茶にすり替えたのか」 「回顧録」執筆中のASKAが内容「予告」

「逮捕へ」と報じられた直後のASKA邸周辺(2016年11月28日、J-CASTニュース撮影)

 歌手のASKAさん(58)が2017年1月2日、新たな書籍『700番 第3巻』の執筆に取り掛かっているとブログで明かした。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された当時について、「なぜ、僕が尿ではなくお茶にすり替えたのか」を焦点とした内容といい、すでに出版社の担当者と話したとしている。

 ブログには、その回顧録の一部が掲載されている。そこには、2度目の逮捕が報じられた16年11月28日の足取りが書かれていた。

■息子には「直ぐに帰ってくる」と伝えた

  「お父さんは、何もやっていないんだから大丈夫。直ぐに帰ってくる」

 ブログに綴られた『700番 第3巻』は、息子へのこんな語りかけから始まる。直後に息子の携帯電話に、警視庁組織犯罪対策部から連絡があり、「話を聞きたい」と訪問予告を受けるASKAさん。すでに自宅周辺には、数百人の報道陣が取り囲んでいたが、「堂々としていよう」と、その「濁流」に飛び込む様子が描かれている。

 ブログには、「再び逮捕」の第一報を台湾の友人から受けたことや、電話やメールが殺到したこと、別の友人の勧めでワイドショーを見ると、「やり取りをしたことのある芸能レポーター」が容疑の内容を伝えていた、といったことも書かれている。

 投稿の最後には、逮捕前に「ミヤネ屋」などに対して、ブログを更新したことについても触れられている。当時ブログには、報道を受け落胆したファンから「がっかりだ」「やっぱり、やめられなかったんだね」「裏切られた」「還暦は、刑務所で迎えてください」といったコメントが来ていたといい、

  「私は、この誤解からの書き込みの流れを変えなければという思いから、ブログに書き込んだ。つづく」

と、続編をにおわせて締められている。なお、現時点では「なぜ、僕が尿ではなくお茶にすり替えたのか」の具体的な内容はブログでは明かされていない。

【引用元:J-CASTニュース】

【以下、ASKAのブログより引用】

<歌は伝えること、文章は理解させることが必要。>

上のタイトルは、心がけていることです。

先日より、書いてきましたが、今回の事件を検証するために「700番 第3巻」を、執筆中です。

音楽をやるために、音楽を聴いてもらうためには、必要なことだと思っています。

焦点は、

「なぜ、僕が尿ではなくお茶にすり替えたのか」

僕のアーティストスタイルから、今回のことでの記者会見はありません。

「本では、読んだ人しか分からない」

そんなことはありません。ネット拡散の威力を我々は、知っています。

今、出版社の担当の方とお話をしました。

3巻の抜粋部分をブログの読者に読んでいただこうと。

近々、書き上げる予定です。まだ、校正も何も入ってはおりませんので、本では、内容が変わる部分もあるかもしれません。

 

              700番 第3巻

「お父さんは、何もやっていないんだから大丈夫。直ぐに帰ってくる。」

私は、不安そうに見つめる息子の目を強く見つめ返しながらそう言った。息子の携帯が音を立てる。

「はい。そうですか。分かりました。伝えます。」

組対五課の飯島と、話をしているのだ。私は、その電話を取り上げた。

「飯島さん、どういうことですか?」

「あ、ASKAさん。お聞きしたいことがありまして。」

「それはいいんですが、家の周りは、もう報道陣で溢れかえってますよ。」

「ええ。そのことでお聞きしたいんですよ。」

「聞きたいという状態ではないです。どうしてこうなっているんですか?」

「私にも、分からないんです。」

「分からないって。警察が発表したから、こうなってるんでしょう?」

「なので、話を聞かせてもらえませんか?」

「もう、逮捕状が出ていると発表されていますが、それは本当ですか?」

「そのことも含めてお話を聞かせていただけませんか?」

話が噛み合わない。私が知りたかったのは「逮捕状が出ているのか?」ということだ。「話が聞きたい」と、いうことだけで、この様な騒ぎになるのは納得がいかない。間もなく組対五課が到着するという。飯島は、再び息子と会話をしている。

マスコミ対策で、車庫側に2台の車を停める。マスコミは、そちらに群がるだろう。その隙に、ワゴン車を玄関前に横付けさせるので、素早く乗って欲しいということだった。しかし、その指示は意味をなさなかった。数百名に上るメディアは、私の家をぐるりと、囲んでいる。小手先の作戦は、簡単に粉砕された。ドアを開けると、一斉にフラッシュを浴びせて来た。祭りのような騒ぎだ。私は、思った。

「堂々としていよう。」

私は、仕事に出かけるような顔を作り、「ふっ!」っと、息を吐くと、マスコミの濁流の中へ向かった。車まで、僅か1メートルほどであったが、私は、濁流に飲み込まれた。前へ進めないのだ。私は、流されるままの流木のようだった。右に、左に押しやられながら、少しずつ目的の場所に向かって、強くも、よろよろしながら進んで行った。用意されたワゴン車の後部座席に座るまで、一体どれくらいの時間を要したのだろうか。すでにワゴン車は、角砂糖に群がるアリたちで囲まれている。窓ガラスを叩く。空には、季節外れの蜂が飛んでいた。ヘリコプターだ。私は、次々と車に傷がつく音を、ただ黙って聞いていた。

その日、昼過ぎに「ASKA、覚せい剤使用容疑で再び逮捕」と、報じられていた。報道を知り、最初にコンタクトを取って来たのは、台湾の友人であり、俳優のロニー・オスカーだった。

「ASKAさん、大丈夫?」

「何が?どうした?」

「今、こちらのニュース速報で、ASKAさんが逮捕されると言ってるんだけど?」

「あはは。何の容疑?」

「覚せい剤使用・・・。」

「何で・・・?」

その後、電話を切る間がない。次々に、友人、知人から電話が入った。と、同時に、鳴り続けるメール音。対処ができない。昼、3時を過ぎたあたりから、そのようになった。ただ対応に追われていた私は、ネット上の自分の記事や、テレビの速報など、何も確認できていなかった。ひとり孤島にとり残されてしまっているようだった。

友人のひとりが伝えて来た。

「とにかく『ワイドショー』を、観ろ!」

「やってんのか?」

「いいから、観ろ!」

鳴り続ける電話を無視し、その番組を観た。電話では、やり取りをしたことのある芸能レポーターの顔が映った。

私のことを喋っている。話の内容は、要約するとこうだった。

「警視庁は覚醒剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、ASKA容疑者(58)に対する逮捕状を取った。同容疑者は25日午後7時ごろ、自ら110番通報し、駆けつけた警察官に「盗撮されている」などと説明。同容疑者が任意で提出した尿を鑑定したところ、28日午後に覚醒剤陽性反応が出ていた。」

内容は理解できたが、使用の覚えはない。25日、確かに110番通報はした。しかし、それは、度重なる違法アクセスに堪り兼ね、「サイバー課を紹介して欲しい」と、いう内容だった。決して「意味不明な発言」や「ろれつが回っていなかった」などということはない。証人もいる。なぜ、こうなる?

私は、7月から始めたブログを確認した。おそらく、この報道を信じ、落胆したファンの書き込みが連なっているだろうと考えたからだ。それは、思ったとおりだった。

「がっかりだ」

「やっぱり、やめられなかったんだね」

「裏切られた」

「還暦は、刑務所で迎えてください」

私は、この誤解からの書き込みの流れを変えなければという思いから、ブログに書き込んだ。

つづく

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