「教育がないから貧乏。教育があればいいところに勤められる」 北野武の母の言葉が共感呼ぶ

12月21日放送の「ファミリーヒストリー」(NHK総合)で、北野武さんの家族のルーツが特集された。とりわけタレント、北野武さん(69)の母・さきの深い教育観は話題を呼び、共感の声が多数寄せられた。

武さんの母・さきは1904年生まれ。幼い頃に母と兄、姉を亡くし、尋常小学校を卒業する頃には、育ててくれた父親まで亡くしてしまったという。

そこでさきは東京に奉公に出る。奉公先では、便所掃除ばかりさせられていたという。

その後、北野家に嫁いだ後もさきの苦労は絶えなかった。夫の菊次郎は、北野家の家業であった帽子店を倒産させてしまったうえに、とんでもない「道楽者」だったのだ。

しかし、そうした厳しい生活の中でも、子供たちにはきちんと教育を受けさせようとさきは考えていた。

同番組の中で武さんは、教育熱心だった母にまつわるエピソードを紹介している。
子どものころを振り返ってこう語る。

「遊びに連れてってやるっていうから、朝からうれしいなと思ったら、神田にある参考書の本屋や卸屋にいって、理科とか数学の本をいっぱい買ってきてそれで帰ってきて終わりですよ」

また野球が好きな武さんだったが、野球をしていると母に叱られるため、グローブを新聞紙で包んで、土の中に隠していた。ある日、土の中から包みを取り出してみるとその中に参考書が入っていたという。なんとかして興味を勉強の方に向かせたかったようだ。

なぜさきはこれほどまでに教育熱心だったのだろうか。長女の安子さん(80)が、母・さきの言葉を紹介している。

「貧乏だというのは教育がないから貧乏だってね。教育があればいろんないいところ勤められる。いいところに入ればお金ももらえる。お金がもらえればいい暮らしができる」

「給付型奨学金に反対する政治家にも聞かせてやりたい」

安子さんによると、さきは教育がないことによって貧困が連鎖し「悪循環」になると考えていたようだ。

「だからその子どもたちに教育は何しろつけなくちゃいけないって。お金は何かいくら持ってても人に取られればそれまでだけど、教育というのはどんなに人が取ろうと思っても取れるもんじゃないから」

こうした教育観を持っていたさきは、子供たちに一流の教育を受けさせることに成功。

長男の北野重一さんは、東京工業専門学校を卒業してエンジニアとして活躍。

北野大さん(74)は、大学教授として知られている。

そして武さん自身も、みごと明治大学工学部に合格。
結局、中退してしまったものの、いまではタレントや映画監督として世界的に活躍している。

さきの言葉に感銘を受けた人も多いようで、ツイッターでは

「北野武の母親自身は小学校卒で家族は早くに全員亡くした身だけど、子供にはとにかく勉強させて大学教授やらタレント出したんだから凄いよなあ」
「貧乏は輪廻する、だから自分は身を粉して子供達には上の学校に行かせた、大した母親です」

と称賛の声が寄せられた。

現代でも、学歴によって年収に差が出ることがわかっている。

2015年度の厚生労働省の調査によると、男性の学歴別の平均月収は、高校卒が28万8200円、高専・短大卒が30万8800円、大学・大学院卒が40万2500円。

そのためか、ツイッターでは

「どこかの給付型奨学金に反対する某国会議員に(さきの言葉を)聞かせてやりたいですね」

といった内容の声もあった。

あわせて読みたい:田舎では出身大学よりも高校が重視される?

【引用元:キャリコネニュース】

■北野武 母・さきさんの遺品に涙「まさかあんな物を持ってると思わなかった」

21日放送の「ファミリーヒストリー」(NHK総合)で北野武が、亡き母・さきさんの遺品から伝わる愛情に涙を流す場面があった。

番組では、北野武のルーツを追った。
ルーツをほとんど知らないと語る武だったが、番組では少ない情報の中、武の両親や祖母のルーツを探っていった。

中でも番組が注目したのが、武の亡き母・さきさんの存在だ。

自身の貧しい経験から「貧乏は教育で断つ」と強い信念を持っていたさきさんは、息子たちの教育を徹底したそう。

武も明治大学工学部に現役合格したが、社会人になる道に違和感を感じてしまい家出を決意したという。

そんな武に、さきさんは「2度と帰ってくるな!」と激怒。

勘当同然の状態で、武は家を出てしまったのだとか。

ところが、家出から20年余りが経ち、武は従来の漫才を覆す毒舌漫才を確立し、テレビで注目されるようになった。

すると、さきさんは連日、武が出演するテレビ番組を食い入るように見つめていたという。

当時のさきさんを振り返る武の兄・大さんは「おふくろは新聞が来ると、テレビ欄で武が出る番組を全部マジックで線を引くワケですよ」「おふくろは最後まで笑ってなかったですね」と語った。

心配が募り、武の番組を見ても最後まで笑わなかったというさきさんは、平成11年8月に95歳で亡くなった。

VTRでは大さんが、さきさんの遺品を紹介していた。
そこには、1980年代に武が「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で演じて社会現象にもなった「タケちゃんマン」の人形が納められていたのだ。

さらに、武が「好きなタレント100人」ランキングで、2年連続の1位を獲得した新聞記事の切り抜きも、大切に納められていた。

武の芸人への道を猛反対していたさきさんは、誰よりも武を応援していたのだ。

VTR後のスタジオでは、司会の今田耕司が武に「いかがでしょうか」と声をかけたが、武は何も答えず無言に。

涙を拭う仕草をみせ、しばらく押し黙る武だったが、今田がさきさんの遺品について「あれはご存知でした?人形は」と尋ねると、武は無言で首を振った。

気持ちを落ち着けた武は「まさか、あんな物を持ってると思わなかったね」「タケちゃんマンまで持っていたとは」と、苦笑まじりに語った。

一方で、「いまだに、死んで何年も経ってるのに、なんかのときに(母親が)出てくるんだよね」「あれ?こんなことやるとおふくろに怒られるんじゃないか」「傲慢になってるな、偉そうになってるなとか…」と、教育に厳しかったさきさんを忘れられないことを打ち明けていた。

【引用元:トピックニュース】

■北野武の実姉・安子さんがテレビ初登場で明かした「ミーハーなんです、私」

著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し「アイデンティティ」や「家族の絆」を見つめる番組、NHK「ファミリーヒストリー」(水曜・後7時半)に、タレントで映画監督の北野武(69)が出演。

北野家のルーツをさぐる中で、タレントで大学教授の北野大氏(74)に加え、実姉・中山安子さん(80)がテレビに初登場した。

 同局のドラマ「たけしくん、ハイ!」(原作・北野武)でも描かれた教育熱心で有名な武の母、故・北野さきさんについて「毎朝、包丁で(子どもたちの)鉛筆を削っていた。『とにかく勉強』だった」と語る安子さん。

武や大氏とよく似ている。そんな安子さんがとびきり明るい声で話したのは、意外にも人気ダンス&ボーカルユニット「EXILE」についてだった。

 インタビューの冒頭で安子さんは、「EXILEってすごいですよ」と前日にコンサートに足を運んだEXILEについて熱く語った。

「昨日行った中で、最高齢じゃないかしら。入場者4万人ぐらいいたんですよ。みんなこうやって(応援して)すごいですよ」と笑顔。

「家に帰ったの(深夜)12時でした」と80歳とは思えないはつらつとした安子さん。

「なにしろミーハーなんですよ。私はね」と生き生きとした表情で話した。

 このインタビューの様子を見た武は「EXILEにコネないかって言ってくるんですよ。
だから『ないよ』って」と優しい表情で苦笑していた。

 番組では1999年に95歳で亡くなったさきさんが、進学した明大に武が通わなくなってからも学費を払い続けていたことなどが紹介された。

そんな武は2004年に明大から、世界的な活躍を評価され「特別卒業認定証」が授与されているが、その直後の父・菊次郎さんの命日のエピソードを兄の大氏がこっそり明かした。

 大氏の夫人が北野家の墓参りに行ったところ、すでに花が供えられていたという。

「武が真っ先に(大学卒業を)報告に行ってたんですね」と大氏。

さきが願った大学卒業を果たせなかったことが、いつもどこかに引っかかっていた武にとって、うれしい報告だった。

武は「北野さきがあっての自分。ありがたいしかないね。感謝しかないね」と涙ぐみながら語っていた。

【引用元:スポーツ報知】

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