【ヤンキース・田中将大投手のトランプ・タワー居住説問題】フジテレビの「誤報」騒動はなぜ起きたのか

田中将大と里田まい

この謝罪がフジテレビの“体質”を変えるのだろうか。
ヤンキースの田中将大投手(28)の“トランプタワー居住説問題”でフジテレビは14日、朝の番組で田中の自宅について誤った情報を放送したと謝罪したが、関係者の間では「いつか致命的なミスを犯すのでは」とささやかれていた矢先の大チョンボだったのだ。

10日放送の「めざましテレビ」は、「ヤンキース・田中将大投手が住んでいるトランプ氏所有のビルは?」というクイズを出題。

「トランプ・ワールド・タワー」を正解としたが、これが完全な間違い。さらに11日の「とくダネ!」でも同じ間違いを犯した。

この“誤報”について田中はツイッターで完全否定し、さらに本紙にも「『噂ではここに住んでいるらしいですよ』という表現ならば…まあ、ダメですけど、まだ分かる。でも、クイズにしたうえに『正解は!』って…正解じゃないですから」(既報)と怒りの声を上げた。

これを受けてフジは14日、「めざましテレビ」で三宅正治アナが「田中投手はトランプタワーに住んでいませんでした。

プライバシーに関することを扱った上、十分な確認を行わずに出題し、田中投手をはじめ、関係者の皆様、視聴者の皆様に大変ご迷惑をおかけし、心よりおわびいたします」と謝罪。

続く「とくダネ!」でも、笠井信輔アナが謝罪した。

在京キー局に勤務するテレビ局関係者は「最近のフジはインターネットの情報をそのままパクってオンエアすることで有名だった。『いつか致命的なミスを犯すのでは』と噂されていた」と明かす。

今年に入ってから“ネットパクリ”による誤報がしばしば見られた。代表的なのが、5月18日正午ごろに発生した東武東上線の脱線事故のニュースだ。

同日放送の情報番組「直撃LIVE グッディ!」で速報したのだが、この写真が何と、同日早朝に起きたインドネシアの鉄道事故のものだった。

これは一般のネットユーザーが「東上線の脱線」としてツイッターに上げていた写真を使用したもの。

「ユーザーがわざとツイッターにニセ画像を投稿していたのを『グッディ!』の担当者がまんまとだまされたのでしょう。いくら何でも確認しないで放送するなんて、考えられない」(同キー局関係者)

さらに「グッディ!」では9月9日、強姦致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太が不起訴となり釈放されるところを生中継したが、そのテロップには「高畑裕太容疑者 まもなく保釈か」と記していた。

「報道に携っていれば釈放と保釈の違いは常識だが、『グッディ!』のスタッフは分からなかったみたい(笑い)。

社内で『間違ってるよ』と指摘されても『何が?』と全然気付いてなかった」(フジ関係者)。

高畑の釈放直前にネットでは「保釈か?」と間違った情報が流れていたため、「これもネットをそのままパクったから、こんな間違いが起きてしまった」(同フジ関係者)。

他にも1月22日放送の特番「ヒデ&ジュニアのニッポン超安全サミット2016」でも、四国がオーストラリア大陸、九州がアフリカ大陸の形をした日本地図を放送したこともあった。

「これもネットにあった地図をそのまま使ったから、こんな間違いが起きてしまった」と同フジ関係者は指摘する。

ネットに頼る傾向が強いのも問題かもしれないが、ある制作会社関係者は「今回の件にしてみれば、スポーツ局に確認を取ればいいだけのこと。でもそれができないのですから、局の体質の問題を問われてもおかしくない。

かつての“楽しくなければ…”のような軽いノリがいまだに抜けきっていないところがあるし、この一件で少しは変わってくれればいいのですが」。

近年では視聴率も下降傾向になっているフジだが、今回の一件を機に変われるのか。

【引用元:東スポWeb】

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