ラルク、BUCK-TICKを想起させるlynch.活動自粛『虹』『悪の華』復活後の大活躍に一筋の希望

lynchの明徳

11月24日、ロックバンドlynch.のベース・明徳が22日に愛知県警に逮捕されたことがオフィシャルサイトで公表され、バンド活動の自粛も同時に発表された。

現在人気急上昇中で、日本武道館の公演も視野に入ってきたとされた矢先のこの出来事に、ファンはショックを隠し切れないようだ。

逮捕された原因は「反社会的な行為」とのみ公表され、詳しくは明かされていない。

ここ数年のlynch.の活躍は目を見張るものがあった。バンドは2004年に結成、ヴィジュアル系的なルックスであるが、ハードでヘヴィーなサウンドはV系ファン以外からも確かな人気を獲得していった。

2011年にはメジャーデビューを果たし、13年にはZeppツアーを敢行、そして今年は『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』(以下、VJS)にも出演し、憧れのバンドとの共演も果たしていた。

lynch.の楽曲の作詞・作曲のほとんどを担当しているボーカルの葉月は、LUNA SEAを見てロックに目覚め、清春(黒夢、sads)を見て「こうなりたい!」と思ってバンドを始めたと度々インタビューで公言している。
他のメンバーもX JAPAN、LUNA SEA、黒夢の影響を口々に話していた。

黒夢との共演の時はかなり早く訪れ、2011年にlynch.は黒夢のライブでオープニングアクトを務めた。

そこから両バンド、特に清春と葉月との交流は深まり、両者はSNSでツーショットをあげたり、インタビューでは清春が葉月の名前を出すこともしばしば。

そして2015年にはlynch.とsadsが対バン。オープニングアクトとは違い、ついに対等な場所に立つことができたのだ。

たが同年、そんな喜びとともに悔しさも味わっていた。この年、LUNA SEAが主催するフェス「LUNATIC FEST.」が開催され、メンバーが直に、ゆかりのあるバンドや、LUNA SEAへの尊敬を口にしてきたバンドに声をかけて出演者を集めていった。

lynch.は葉月とギターの悠介がLUNA SEAファンクラブに入っていた過去があり、それを何度も口にしている筋金入りのLUNA SEAフォロワー。だが、呼ばれることはなかった。

この時葉月はTwitterで悔しさを綴り、「次いつ呼ばれてもいいようにバンドとして更にカッコよくなる」と決意を誓っていた。

そして翌年の2016年、VJSにlynch.が呼ばれたのだった。同日にはLUNA SEAとX JAPANも出演。

葉月はその日の出演者が一同に集まる“無敵バンド”にも参加し、このレジェンドバンドと同じ場所に立った。

ようやく憧れのバンドに認められ、これからという時期の活動自粛はメンバーにもファンにもかなり痛手だろう。しかし、このようなケースは過去にもあった。

ひとつはBUCK-TICK。89年始めには3rdアルバム『TABOO』で自身初のオリコン一位を獲得、初の武道館公演も開催したのだが、4月にギターの今井寿が薬物使用によって逮捕された。

そのままバンドは半年間の謹慎を余儀なくされたのだが、同年12月になんと東京ドーム公演で復活。

翌月の90年1月に代表曲とも言える『悪の華』でオリコンシングルチャートで1位を獲得し、人気を不動のものにした。

今年も横浜アリーナ公演を実施するなどいまだ高い動員力を誇っている。

もうひとつ、L’Arc-en-Cielも95年に初の日本武道館公演、96年に4thアルバム『True』で初のオリコン1位を獲得し、人気絶頂間近の97年にドラムのsakuraが覚醒剤取締法違反で逮捕、バンドは活動休止に追い込まれた。

しかしyukihiroを新たなドラマーとして迎え、復活直後にリリースした『虹』が大ヒット。

同曲もバンドを代表する曲の1つとして、今も高い知名度と人気を誇っている。

彼らはいずれも人気急上昇中に突然の活動休止を余儀なくされ、しかし華麗な復活を果たした。

lynch.は果たしてどうなっていくのか。今後の動きに注目していきたい。

【引用元:messy】

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