博多華丸・博多大吉『M-1』審査員の裏事情暴露! 当初は「大変なドリームメンバーだった」

博多大吉、松本人志、中川家礼二

12月4日に行われた『M-1グランプリ2016』決勝大会の審査員を務めた博多大吉。彼は審査員としての裏側を、松本人志(ダウンタウン)が出演する11日放送の『ワイドナショー』での発言を聞いた後に話をしようと決めていたという。同番組で松本は、審査員の顔ぶれが「関西以西に偏っている」と批判があったことについて「東京のお笑いの人が審査員を引き受けてくれなかったから」と反論している。これを受けて大吉は審査員を依頼された経緯と、決勝大会に向けてどのような準備を行ったかをラジオ番組で明かした。そこには彼の誠実な人柄と現役漫才師としてのプライドが感じられ、大吉は“決勝の審査員として妥当だった”と確信したリスナーも多かったのではないだろうか。

博多大吉のところに『M-1グランプリ2016』決勝大会の審査員の話が持ち込まれたのは、「準決勝より前」ということなので11月上旬あたりであろう。12月14日のラジオ番組『たまむすび』によると、朝日放送(ABC)の担当者から「今年はこんな審査員7名のラインナップです」と見せられた書類には、“大変なドリームメンバー”となる“漫才界のスターばかり”の名がズラリと並んでいたそうだ。(仮)とはなっていたものの、大吉はこのメンバーの中に自分の名が並べられているだけでも光栄だと嬉しくなった。それと同時に“この6人がいれば、自分は目立たないな”といった安堵感もあったという。「ネタを披露する場が少ない後輩のために、(お笑いコンテストなどの)審査員を引き受けている」と松本人志の言葉にも賛同していた大吉は、こうして決勝大会の審査員を受諾したのだ。

本番まで1か月ぐらいしか時間はなかったが、大吉は昨年まで全11回の『M-1グランプリ』のDVDを取り寄せ、練習として決勝に進んだ全コンビの採点を行ったという。「新しさ」「客受け」「技術」など8項目くらいに分けて点数化したところ、第7回くらいからどのコンビも当時の審査員の誰かと同じ点数が出せるようになり、大吉は自分の採点に自信が持てるようになった。しかし、決勝大会本番の数日前に彼は衝撃の事実を知ることとなる。審査員は大会史上最も少ない5名となり、その名簿には「自分が目にしていたドリームメンバーが、“ごそっ”といなかった」のだ。

過去には『M-1グランプリ』決勝大会で審査員の採点に対し、視聴者から激しい批判や抗議が寄せられたり、ネットが炎上する事態になることがあった。特に今回のような5名という人数では、よりシビアな目が審査員に向けられるのは間違いない。確定した審査員の名簿を見た瞬間、大吉は頭の中で「あぁ、漫才師として終わった」「華ちゃん(相方)ごめん」と叫んでいたという。自分の採点次第では「博多華丸・大吉」の行く末にも影響が出るかもしれないと懸念したのだ。

それでも大吉は100点満点中の89、90、91点ばかりを付けるような、いわゆる“置きに行く”採点は絶対にしないと心に決めていた。そんな採点では、視聴者が納得しないことは百も承知だ。また3500組あまりの中から選ばれた9組に対しては敬意を払い、決勝本番で大スベリしても最低点は85点にしようと考えていたという。だが、今年は最低点をつけるような大スベリしたコンビがおらず「レベルの高い決勝だった」と大吉は振り返っている。

若手漫才師の将来がかかっている『M-1グランプリ』の決勝審査員を務めるのは、大変な心労を伴うことが大吉の話からもよく伝わってきた。彼もできる限りの準備をして当日を迎えたのだろうが、大会が終わった数日間は気分が晴れなかったという。今回審査員を断った人の名前こそ明かさなかったものの、大吉は「交渉の仕方がまずかったみたいですよ」と朝日放送(ABC)に対して苦言を呈している。来年はなんとか“ドリームメンバー”となる審査員を実現し、その席には博多大吉もぜひ座っていて欲しいものだ。

【引用元:Techinsight】

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