SMAPの肉声謝罪消えて現れた亀裂…木村拓哉の立場悪くなる契機に/香取慎吾の無表情…色んな思いを押し殺しているようだった

大みそかで解散するSMAPは、メンバーの肉声での説明が一切ないまま、26日のフジテレビ「SMAP×SMAP」最終回を最後に5人そろっての活動に終止符を打った。

誰もが「国民的」と認めた不世出のグループが何らかの言葉を発するのは使命であり、ファンへの最低限の誠意と思われた。SMAPのメンバー自身も認める解散危機は3回あった。それらを乗り越えてきた5人がなぜ今回は解散し、なぜ口を閉ざすのか――。

「全ては、あの“生謝罪”に行き着く。実は、メンバーは自分たちで謝罪のコメントを作っていた。だが、それが読まれることはなかった」

番組関係者によると、今年1月18日の「SMAP×SMAP」でメンバー全員で“生謝罪”した際、元々自分たちで考えたコメントがボツになったという。

「お騒がせして申し訳ありませんなどと書かれた内容だったが、ポイントが不明瞭だった。誰に申し訳ないのかなど責任の所在などを明確にするよう事務所側から指示があり、あの内容になった。あれだけの騒動になったのだから一企業の対応として決して間違っていない。だが、深い傷を負っていたメンバーたちの限界を超えた。特別扱いのように周知された木村さんも、裏切り者のように言われるきっかけとなりかわいそうだった」(番組関係者)

これ以降、番組内でメンバー間の内紛が露骨に表面化されていく。メンバーは固く口を閉ざし、希代の影響力を誇るSMAPが最大の武器である“発信力”を封印。肉声なき終止符へ至った。

スマスマ最終回のエンディング。「世界に一つだけの花」のラストはいつもなら全員で人さし指を立てて左右に振る場面。リーダーの中居正広(44)は(1)一度、拳を握り(2)思いきり開くと(3)親指から順に折り(4)再び拳を強く握り締め(5)最後はその手を大きく開いて何度も左右に振った。

5本の指はメンバー5人。全部の指が一つに集まる拳はSMAPを意味し、一度開いた手を親指から1本ずつ折って再び拳を作る様子は「必ず5人は結集する」とのメッセージか。その真意は分からない。ただ、拳を握り締めた強さは真っ赤な指先に表れていた。

【引用元:スポニチ Sponichi Annex】

■【歴代担当記者が見たSMAPの軌跡】香取の無表情…色んな思いを押し殺しているようだった

スマスマ最終回の「世界に一つだけの花」を見て、最も印象に残ったのは香取慎吾の無表情だった。グループ最年少ながら、陰の演出家として、SMAPのステージ作りを手掛けていたのが香取だった。開演前の取材でも生き生きと演出プランを語っていた人が、あんなに生気のない顔でステージに立っているのが信じられなかった。

デビュー20周年の2011年は、SMAPにとっても大きな1年だった。東日本大震災の発生と直後のチャリティー活動。デビューの地である西武園ゆうえんちでの記念イベント。そして北京での初の海外公演。国内外でSMAPの存在の大きさを目の当たりにした。

北京では中国語でテレサ・テンの歌を歌ったのも香取のアイデアだった。公安当局の規制で演出は制限されたが、夜中までリハーサルを行い、日中の懸け橋となるコンサートを成功させた。前年、上海万博のイベントと上海公演が政治情勢などで立て続けに中止になっていただけに「ここまで長かったけど、新しいSMAPはもう始まってるんです」と目をキラキラさせていた。

西武園での20周年イベントでは5歳年上の中居正広、木村拓哉への真っすぐな憧れも語っていた。「中居君、木村君みたいな大人になりたい。見えないところで努力してきたのをずっと見てきたから、2人の年齢になった時に僕も同じようになれるように努力しなきゃと思ってます」。当時の2人と同じ年になった今、それが決別の時になるとは本人も予想しなかっただろう。

木村にインタビューした際、SMAPについて「欠かせない臓器って感じ。健康体の時は気にしないけど、調子悪くなった時に病院に行くと、ここが弱ってますよって言われるような。ソロで仕事に行く時も笑って送ってくれて、おかえりって普通に迎えてくれるのがすごい」としみじみ語っていた。互いをカバーし合い、困難を乗り越えてきたはずのSMAPだが、「世界に―」を歌い終え、ひとり背を向けて泣いた中居の方を誰も見なかった。

今回の騒動では、グループ存続にも最終回のスマスマ生出演にも、香取が最後まで抵抗したと伝えられているが、こうなるまでには、計り知れない葛藤があったのだろう。無表情の中にいろんな思いを必死で押し殺しているようで痛々しかった。(芸能デスク)

◆異例の全員握手会 2011年は20周年を祝うファンイベントが、西武園(9月11日)と東京ドーム(11月12日)で行われた。西武園では木村の発案でファン約1万人全員との握手会を開催。東京Dでは5人が各出口に立ち、約2時間かけて5万5000人のファンをお見送り。香取は「握手もしたかったんですが、計算すると夜中になるので」と悔しがっていた。ファン全員に「御縁」と刻んだメダルもプレゼントされた。

【引用元:スポーツ報知】

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