善光寺「生き仏」小松玄澄貫主にセクハラ・パワハラ、差別発言疑惑/過去にもトラブルで辞任騒動が

小松玄澄

長野県を代表する観光名所・善光寺が揺れている。
騒動の引き金は、住職の1人によるとされるセクハラと、差別発言だった。

一生に一度は、善光寺参り。全国で、有数のパワースポットとしても知られる長野県の善光寺。

本来は、無宗派の寺だが、天台宗と浄土宗、2つの宗派によって運営されている。
今、その善光寺が、ある騒動に揺れている。

疑惑の渦中にあるのは、天台宗「大勧進」のトップ・小松玄澄(げんちょう)貫主(かんす)(82)。

2015年、7年に1度の御開帳を前に、善光寺参りの意義について、「善光寺という仏教の殿堂に足を運んでもらう、そういう魅力を、われわれが、若い人たちに心の安堵(あんど)を与えてあげたい」と語った、生き仏・小松貫主。

貫主とは、最高の地位を表す呼び名で、代々、比叡山延暦寺から選ばれるのが慣習となっている。

そんな小松貫主に持ち上がった「セクハラ疑惑」。

2015年6月、小松貫主は、60代の女性職員に対し、セクハラ行為を行ったという。

それについて、職員らが抗議をすると、職員らに不当な配置転換を命令。

さらに、2015年10月には、60代のほかの女性職員に関する被差別部落に関する発言もあったとして、問題視されている。

善光寺一山代表・円乗院 中島道生住職は、「善光寺住職の大勧進貫主として、絶対にあってはならない、前代未聞の不祥事」と語った。

一連の問題をめぐって、6月23日、天台宗の住職らが集まる会議では、小松貫主の無期限謹慎と、本堂への立ち入り禁止、そして、辞任が要求された。

さらに、25日に開かれた信徒による協議会でも、小松貫主に対して、辞任勧告が突きつけられた。

小松貫主に関する辞任勧告は、今回が初めてではない。2004年、女性問題をきっかけに、辞任騒動が勃発。
この時は、民事訴訟にまで発展し、慰謝料の支払いを命じられた。

善光寺は、27日朝も、多くの参拝客が訪れていたが、渦中の小松貫主の姿は、見られなかった。

小松貫主は、辞任を求めた信徒側に対し、「わたしは言っていない」と、問題の発言を否定。

そのうえで、28日の部落解放同盟の事実確認を待って返答するとしていたが、28日の事実確認の場には、出席しないという。

地元の参拝者は「仏門に携わる方なのに、ちょっとよろしくない」、「ちゃんとしてもらって、継続して誇れるお寺であってほしい」などと話した。

1400年の歴史を持つといわれる善光寺が、トップによるスキャンダルに、再び揺れている。

【引用元:FNN】

■<善光寺>トップの貫主がセクハラ信徒が辞任勧告

長野県の善光寺に2人いる住職の1人で、天台宗「大勧進」トップの小松玄澄(げんちょう)・貫主(かんす)(82)が職員にセクハラや差別的発言をしたとして、善光寺大勧進の信徒総代が25日、「生き仏と言われる僧侶にあるまじき行為。直ちに辞任を求める」とする勧告書を小松貫主に手渡した。

同日に総代会が開かれ、総代12人の総意で勧告書の提出が決まった。勧告書などによると、小松貫主はセクハラやパワハラを受けたとして抗議した大勧進の60代女性職員に対し、小松貫主が昨年8月に不当な担当替えを命令。

同10月には、別の職員に対し、女性職員について差別的発言をしたとしている。

小松貫主を巡っては、過去に女性問題に端を発し民事訴訟に発展した辞任騒動があり、信徒総代はこの際にも辞任を求める申し入れ書を出した。

勧告書では、過去から続く一連の小松貫主の態度や今回の差別的発言などを「看過できない」と問題視し、辞任を要求。

春日英広・筆頭総代によると、小松貫主は勧告書を受け取ったが、「差別的発言はしていない」と否定し、辞任をするか態度を示さなかったという。

天台宗の住職らで構成する「一山(いっさん)」も差別的発言問題を受け、今月23日に小松貫主に本堂への出仕を禁止する通告書を渡している。

また、部落解放同盟中央本部と同県連合会が今年、事実確認の会合を複数回開いた。

次回会合は28日にあり、小松貫主もそこで何らかの説明をするとみられる。

【引用元:毎日新聞】

関連記事

コメントを残す

お問い合わせ | 運営者について