上司が部下に対して口にしてはいけない4つの言葉

仕事 ミス

上司が部下に言ってはいけない言葉について取り上げたい。私が会社員の頃や、取材先である会社や役所などで、よく耳にしたものである。

こういう言葉を悪びれた様子もなく、口にする上司がいるということも事実。

なぜ、口にしてはいけないのか、そして、上司から言われた時、部下としてはどう対処すべきかなどを紹介したい。

1.「会社を辞めろ!」

/この言葉を繰り返すのは、事実上の「退職強要」であり、民法の損害賠償の請求対象行為となる。
いかなる理由があろうとも、使っていい言葉ではない。

現在の法律の下では、会社を辞めるか否かは、最終的に本人の自由意思となる。本人が「辞めない」と言うのなら認めざるを得ない。

/それでも辞めさせたいのならば、「解雇」にするしかない。懲戒解雇、整理解雇、普通解雇のいずれであるのかは、会社が決めることだ。

つまり、管理職という立場ではどうすることもできないのだ。社長や役員などに「この部下を解雇してください」と上申したところで、却下されれば解雇できない。

管理職にできるのは、人事評価で低い評価をつけたり、他部署に追い出すことが限界だ。

これ以上のことはできないし、当然、すべきではない。ましてや、「会社を辞めろ!」などと、口にするのは極めて好ましくない。

2.「この仕事に向いてないよ」

「適性」を判断することは、実に難しいこと。だが、上司がそこまで言い切るなら、部下として多少は考えてみる必要があるのかもしれない。

ただし、致命的なミスをしていない限り、それを真剣に受け止める必要はない。上司のするべきことは、「この仕事に向いていない」と部下を批評することではないからだ。

一応、「管理職手当」をもらっている以上、部下を育成するのが上司の仕事でもある。お金だけをもらうのは、会社への背信行為と取られても仕方ない。

部下に「適性がない」などと言い放ち、凹ませるのが仕事ではない。ちなみに、そういうことを言う上司は、自分が本来すべきことを理解してない可能性が高い。
部下としても、そんな人間の言葉に思い悩む必要はない。

3.「まじめに仕事をしているのか?」

/ほとんどの人は、その人なりに真剣に与えられた仕事に取り組んでいるはずだが、上司からしてみると、不十分かもしれない。

では、上司は自らの仕事に真剣に取り組んでいるのかというと、そうではない場合もある。

少なくとも、さらに上にいる役員や社長からすると、物足りないと感じているかもしれない。
つまり、多くの人は自分のことを棚上げし、他人を見るものなのだ。

/部下として、このことを踏まえておけば、上司から「まじめに仕事をしているの?」と言われたところで、うろたえる必要はない。

とりあえず、「はい、がんばってます」とだけ答えておけばよい。そこで、不要な議論や口論はすべきではない。上司を説得しようとしたところで、意味がない。

このような言葉を平気で使う上司は、部下を抑えつけることしか考えていない。
何を言ったところで「生意気にも、反抗してきたか」としか思わないだろう。無駄な話し合いは不要だ。

4.「君は協調性がないね」

/上司から「君は協調性がない」と言われた時、その前兆があったはずだ。例えば、部下であるあなたが上司と口論をしたり、指示を無視して仕事をしたりしたのではないだろうか。

上司はそのことに腹が立ち、厳しく叱る機会を待っていたのかもしれない。その時、たまたま、あなたがミスをした。だから、口にした可能性が高い。
つまり、もっと他に言いたいことがあったのだ。

例えば、日頃からの言動や仕事への姿勢などに、疑問や不満を感じていたのかもしれない。
そのあたりのことは、部下として冷静に考えてみる必要がある。

/一方で、上司は「君は協調性がない」と叱責する前に、するべきことがあったようにも思える。

日ごろから、きちんとした指導をした上でこのような言葉を口にするならばわからないでもない。だが、実際は、適切な指導ができていない場合が多い。

部下への指導は、相当難しいことであり、誰もが完璧にできるわけではない。
自分では「部下にきちんと教えている」と思うのだろうが、部下からすると「さっぱり意味がわからない」などと思われていることも少なくない。
それほど、人に教える、人を指導するということは難しいのだ。

/最後に。基本的には、部下は上司の言葉ひとつずつを注意深く聞くべきだが、残念ながら、それができない場合もある。

上司の中には、人格的に問題があったりする人もいる。社会常識から大きく逸脱した言動をとる人もいる。
仕事のポイントを心得ていない人もいる。

/それでも、部下である以上、激しく言い争ったり、みんなの前で反論することはできるだけ避けるべきだ。

ただし、表向きは話を合わせておきながら、できるかぎり深入りはしないこと。あなたが上司との人間関係で損をしないために、はっきり言っておきたい。

“上司ごときで、損をする”なんてあまりにももったいないということを。

【引用元:@DIME】

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