銃売り切れ 「暴動必至」と銃初心者の白人客殺到 米黒人青年射殺警官の不起訴濃厚で

黒人暴動

黒人住民らの激しい抗議活動を招いた、今年8月の米ミズーリ州ファーガソンでの白人警察官による黒人青年射殺事件は、警察官の起訴を判断する大陪審の結論が早ければ来週にも出る見通しになった。

米メディアでは、起訴に持ち込むのは容易ではないとの見方が有力になっており、こうした中、ファーガソンやその近隣市では、銃が飛ぶように売れている。

主な客筋は初めて銃を購入する白人層で、不起訴になって暴動が起きた場合に備え、自衛のため買っているのだという。銃をもって暴力を制す-。

そこには米社会の縮図が見て取れ、治安当局は混乱再燃回避へ警戒を強めている。

ファーガソンに近いミズーリ州セントルイス郡ブリッジトンにある銃砲店「メトロ・シューティング・サプライ」では、ここ数週間、通常時の4倍も銃が売れている。

店主のジョン・スティーブンソンさんは13日、ABCテレビのインタビューに「いつもだと1日10~15丁も売れれば良い方だが、この3週間は1日30~50丁も売れた。今は仕入れれば、すぐに売り切れるといった感じ」と答えた。

売れ筋は初心者でも扱いやすいオートマチックタイプのピストルで、「特に人気が高いのは弾倉も大きいスミス&ウェッソンのM&P9。先週はこの機種だけで250丁も売れた。みんな8月の暴動の記憶が生々しく、万が一の場合に備えている」と、スティーブンソンさんは話す。

店で銃を物色している客も、本来なら銃を持つ姿など想像もできないような人が目立つ。

孫もいるという初老の女性は「これまでは銃は持たない主義だったけれど、改めたの。大陪審の結論はどうなるか分からないし、不起訴なら暴動は必至。怖くて仕方がないわ」と述べた。

事件は、ファーガソンで8月9日、白人警察官のダレン・ウィルソン氏(28)が黒人青年、マイケル・ブラウンさん=当時(18)=と言い争いになり発砲、ブラウンさんは死亡した。

ブラウンさんは丸腰で、現場にいた友人によると、両手を上げて抵抗する意思がないことを示していた。怒った黒人住民らが激しい抗議を展開。

一部が略奪行為をするなど混乱が広がり、ジェイ・ニクソン州知事(58)は非常事態を宣言し、ファーガソンに夜間外出禁止令を発令する事態になった。

大陪審が判断を下す前にニクソン州知事は11日の記者会見で、「みっともないこと(暴動)は繰り返させない」と述べ、州兵による対応を含めた万全の準備で臨むと強調した。

大陪審のポイントは、ウィルソン氏による射殺が正当と見なせるかどうかにある。

ウィルソン氏は自分の警察車両内で言い争いになったブラウンさんに拳銃を奪われそうになり、身の危険を感じたと主張しているもようだ。
車内で最初の発砲があったとされる。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、拳銃にはブラウンさんの血痕があった。奪い合いの際に付着したと説明でき、警察側には有利な材料だ。

CNNテレビによると、ブラウンさんの両親はジュネーブで開かれた国連の人権関連の会合に11日出席し、射殺は「残酷かつ非人道的で国際規範に反する」と訴えた。

ただ、ウィルソン氏の逮捕を強く求めているが、抗議活動の暴徒化には反対している。

不起訴の場合、白人主体の警察に対する黒人の積年にわたる不信感の爆発を、果たして銃が抑えることができるのだろうか。

【引用元:産経ニュース】

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1件のコメント

  1. 1
    匿名 says:
    ID:MjkxODUzMDY3

    黒人全員が蜂起して、革命だ!!

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