不振続きのフジ「月9」7月期・桐谷美玲主演『好きな人がいること』にイケメン俳優3人投入の“姑息”ぶり

フジテレビ『好きな人がいること』

フジテレビの看板ドラマ枠“月9”が、不振を極めている。

昨年4月期『ようこそ、わが家へ』(相葉雅紀主演)こそ、平均視聴率12.55%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、まずまずだったが、同7月期『恋仲』(福士蒼汰主演)は3度の1ケタ台を記録するなど苦戦し、平均10.7%と2ケタ台に乗せるのが精いっぱい。

同10月期『5→9~私に恋したお坊さん~』(石原さとみ主演)は、石原人気でなんとか平均11.7%をマークしたが、今年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純&高良健吾主演)は平均9.7%と1ケタ台に終わり、同枠史上ワースト視聴率を記録してしまった。

現在放送中の福山雅治主演『ラヴソング』は、まさかの1ケタ台に転落するなど大苦戦。

福山の結婚による人気下降、“ゴリ押し”感たっぷりの無名ヒロイン・藤原さくらの起用への嫌悪感などが要因となっているようで、ここからの巻き返しは厳しそうだ。

フジとしては、『ようこそ、わが家へ』以来のヒットを飛ばしたいはずだが、来たる7月期の『好きな人がいること』の主演は、“低視聴率女優”とも称されている桐谷美玲。

桐谷は元来ヒロイン役が多く、深夜枠でこそ主役を務めたことがあったものの、ゴールデン帯で主演を務めたのは、昨年11月13日から12月4日まで、全4話で放送された『アンダーウエア』(フジテレビ系)が初めてだった。

同ドラマは米国の大手映像配信会社「Netflix」との連動で制作され、webで先行配信された後、フジでオンエアされたが、ゴールデン帯で3~4%台を出す惨事となり、最終回は土曜夕方に降格させられてしまった。

桐谷はこの1月期、テレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『スミカスミレ45歳若返った女』でも主演したが、平均視聴率は6.45%とイマイチで、“低視聴率女優”のレッテルを払拭することはできなかった。

『アンダーウエア』が爆死したばかりだというのに、懲りもせず桐谷を主演に据えたフジは“月9”不振の脱却策とでもいうべきか、『好きな人がいること』では、事実上の準主役に山崎賢人、三浦翔平、野村周平と3人のイケメン若手俳優を並べた。

名目上は山崎が準主役だが、三浦、野村にも同等の役回りが与えられ、この3人の人気でなんとか数字を取ろうという算段が垣間見える。

ドラマの舞台となるのは、海辺のレストランで、主人公・櫻井美咲(桐谷)は、将来独立を目指しているパティシエ役。

仕事をクビになり、転職活動がうまくいかない中で、高校時代の初恋の人・柴崎千秋(三浦)と再会。

千秋に誘われ、彼が経営する湘南のレストランで、住み込みのバイトを始めるという奇跡の展開に……。

憧れの千秋と一つ屋根の下で暮らすことになった美咲だが、そこには、千秋の弟で、シェフを目指して学校に通う三男の冬真(野村)と、次男でレストランを支える天才シェフ・夏向(山崎)がいた。

イケメン3兄弟のうち、恋愛弱者・美咲の重い心の扉を開けるのは誰になるのか?4人の恋愛模様を描いたロマンチック・ラブコメディだ。

脚本は、『恋仲』、映画『ストロボ・エッジ』(2015年)などを手掛けた桑村さや香氏のオリジナル作品となる。

その『好きな人がいること』の制作発表会が5月1日、YouTube Live、LINE LIVE、ツイキャスで生配信される異例の形で行われ、フジによれば、約60万人が視聴したという。

さすがに、その視聴人数はマユツバものだが、イケメン俳優が3人揃うとあって、ある程度の視聴者の関心を集めたのは確かなようだ。

ヒロインがパティシエで、相手役(準主役)が山崎というと、NHK朝ドラ『まれ』(土屋太鳳主演)を、つい想起させてしまいそうな設定で、安直な発想といわれてもいたしかたなさそう。

昨年9月公開の映画『ヒロイン失格』でも、桐谷(主役)と山崎(準主役)は共演しており、気心は知れている。

桐谷自体が数字を持っていないだけに、『好きな人がいること』がヒットするかどうかは脇を固めるイケメン3人衆の双肩にかかっているといえそう。

フジの思惑通り、“脇役頼み”のドラマが果たして好視聴率を取れるのか?

【引用元:日刊サイゾー】

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