金スマで霊視の木村藤子さん 故・飯島愛“孤独死”の心境語る

金スマで霊視の木村藤子さん 故・飯島愛“孤独死”の心境語る

霊能者を自称する人は数多いが、美輪明宏に「彼女こそ最も信頼の置ける霊能者」と言わしめたのが木村藤子さん(69)。

「オーラの泉」「金スマ」などのバラエティー番組に出演し、タレントの飯島愛(享年36)の引退と死を予言したと話題になった。木村さんは今どうしているのか。

■相談内容は全部言わなくていい

「朝は6時に起きて主人とラジオ体操。8時ごろからお客さまをお迎えしますが、今は予約制なので1日15人ほどに限らせていただいています。

いらっしゃるのは、ご自分や身内に病気を抱えた方、会社経営や不登校で悩んでいる方などさまざまです。海外からお見えになる方もいますよ」

 青森県むつ市の自宅で会った木村さん。記者の目を見つめ、ほほ笑みながらこう続けた。

「相談内容は全部言わなくていいんです。しゃべりすぎると私に“答え”を教えてしまうことになりますので、『言わないでいいんですよ』と制すると、『余計なことを言うなと怒られた』と吹聴されることもあります。

私の親切がわかっていない?(笑い)。でも、私はカウンセラーではなく、神様の言葉を伝えているのです。つまり“気づき”を知り、幸せになってほしいのですが、ささいな誤解に心を痛めるときもあります」

 8人きょうだいの末っ子として大事に育てられた木村さん。母親も地元で「神様」と呼ばれる霊能者だったが、木村さんにはまったく関心がなく、高校卒業後は地元の信用組合でOL生活を送っていた。ところが30代半ば、「神様の御利益(啓示)を授かった」と話す。

「何か禍があるとすぐ先祖のせいにしたり、風邪をひいても神様のバチが当たったなどと、人の無知につけこんで金儲けをする人もいます。

でも、私はそれが大嫌い。物事を正しく判断するには『知ること・知識』が大切です。それが“気づき”の根源。夫婦ゲンカも嫁姑問題も、“気づき”で解決できることがあるとわかったんです」

■「考えを変えてもらおうと慌てすぎた」

 さて、木村さんを有名にしたのは、1990年に起きた“ヘビ騒動”だ。むつ市の百貨店で催された「世界のヘビ・大爬虫類展」から体長5メートルの巨大ニシキヘビが逃げ出し、その所在を木村さんが言い当てた。それがきっかけで、テレビ局から出演依頼が殺到した。

「テレビに出るなんてとんでもないと、かたくなに断っていたんです。田舎の人間でしたから電車の乗り方もわかりません。でも、私の考えを理解してもらいたい一心で、修学旅行以来、初めて電車に乗りました。最初は仙台、そして東京。テレビに出て知名度が上がると、『付き人くらい持てばいいのに』と言われたことがありますが、そんなことをしたら自分を見失ってしまう。なので、自ら受付に立つこともあるんです」

 TBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」(番組名は当時)で、08年12月に病死した飯島愛を霊視したことが話題となった。番組の中で「今、引退せずに乗り越えた方がいい。2、3年後は違う形で良い方へ向かう」と飯島を励ましたが、結局、彼女は芸能界を引退し、その後、孤独な死を迎えることになった。

「彼女に考えを変えてもらおうと慌てすぎていたんですね。マイクがオフになっていると思い込み、スタジオの隅で彼女に助言したのですが、その様子がテレビに映ってしまい、さまざまな臆測を呼ぶことになりました。命の限度をしみじみ感じる出来事でした」

 むつ市で夫と2人暮らし。

「本が大好きなので、暇さえあれば読書をしています。書物は知識の宝庫。死ぬまで勉強です。できればこれからは仕事を減らして、世間並みの生活を楽しみたいとも思っています」

【引用元:日刊ゲンダイ】

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